やっとその気になった


主人が亡くなってから


モノにつかれたように主人の服や

写真、思い出の品を

処分してきた、


もう二度と戻らない人を思い出すものは


ただただ


辛すぎて見たくなかった。


そして、自分の人生も終わったと思ったから


生きていても仕方ないと思った。


主人のように余命宣告されたり


突然、命を失っり


生きたくても生きれなかった方々には


こんな考えは不遜なことで失礼と


重々わかっているが


そのくらい私には喪失感が大きかった。


主人の写っているビデオも捨てようかな


と、思ったが迷って処分しなかった。


先日のニュースでVHSが製造終了と聞いて


今のうちにDVDにしておこうと決心した、


私のためというより二人の子供の為に


三回忌に渡してあげられたらいいかなと


私は辛くて見られない


多分


てもいつかきっと


そんな日が来ることを祈って