夕暮れ


夏の夕暮れ時に散歩していたら


セミの声や虫の声がこれでもかというくらい


けたましく鳴いていた、


うるさいというよりも命短い生き物の


今を必死に生きている姿をみているようで


なぜか切なくなってくる。


私は与えられた命を


これほど必死に生きているだろうか?


まるで役目を終えたセミの抜け殻のように


うずくまっているのではないか?


そんな自問自答


今日も終わってしまった。